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白内障の手術・入院について
はじめに
 この説明に記載されている事項をよく読んで、疑問点があったり、もっと詳しい説明が必要なときは、担当医に納得するまで聞いてください。以下の説明をよく読んで納得されたら、手術承諾書にご署名ください。
 また署名後も手術施行前ならばいつでも、手術・入院をとりやめるとことができますので堅苦しく考えなくて結構です。

白内障とは
 目の中のレンズ(水晶体)が、くもることを言います。症状としては、かすんで見える、まぶしいなどです。ちらちらしたものが飛んで見える症状のあることを飛蚊症といいますが、これは、白内障によるものではありません。

白内障の手術は
1.超音波手術などで濁った水晶体を水晶体の袋(水晶体嚢)を残して取り除き、かわりに人工の眼内レンズを水晶体嚢の中に挿入します。
2.手術は局所麻酔で行われ、通常20〜30分で終わります。また痛みは通常わずかで、楽に受けることができます。手術後の安静は、約2時間です。
3.白内障の手術は安全性の高い手術で、最近では外来手術も行われています。当科では、安全で確実な術後治療を行うため、入院を原則としています。

手術後の視力は
 白内障の手術は、現在ほぼ確立された手術で、術前より視力が悪くなることはほとんどありません。ただし、これは術後に正しいめがねを装用した状態のことで、めがねなしでは、術前より見えずらく感じる場合があります。

白内障手術における安全性など
 まれ(1000人に1〜2人)に、目に激しい炎症を起こすなどで、いろいろ追加治療が必要になることがあります。そのうちさらにまれではありますが、極端な視力低下が残ってしまうことがあります。また濁った水晶体を取り除いて、かわりに人工の眼内レンズを水晶体嚢の中に挿入する際、嚢(水晶体の袋)の支えが弱いことがあり、人工の眼内レンズを入れられないことがあります。その場合には、後日、人工の眼内レンズを目に縫い付ける手術が必要となります。手術の合併症などについて、さらに詳しい説明を御希望の方は担当医に聞いてください。
 尚、眼科入院中はご訴えや術前検査での異常がないかぎり、眼科的なこと以外は、特別な検査などを行っているわけではありませんので、他の重要な病気をお持ちの方や特別な症状の生じた方は、必ず医師・看護師にお伝えください。また、他科の薬は通常、入院前と同様にお飲みいただきますので、なくならないようにご持参ください。