整形外科 Q & A
患者さんから寄せられる御質問の代表的なものを拾い上げました。
当院の整形外科をご利用頂くにあたりご参考にされてください。
Q.☆10月8日は何の日?
A.
10月8日は「骨と関節の日」です。日本整形外科学会が決め、整形外科を理解してもらおうと、毎年、キャンペーンを行っています。10月8日のニュースで見たことありませんか。
Q.なぜ、10月8日なの?
A.
「ホネとカンセツの日」の頭文字の「ホ」を分解すると、「十」と「八」になります。だから、十月八日を「ホネとカンセツの日」にしたそうです。
Q.なぜ、整形外科を理解してもらうキャンペーンが必要なの?
A.
整形外科という診療科が、どのような病気・怪我を扱うのか、一般の方々に今一つ理解していただいていないようだからです。
Q.形成外科・美容外科と同じなの?
A.
形成外科では、体の表面の欠損や醜形を対象とし、美容外科(美容整形とも言われています)では、目鼻立ちなどの修正を対象にしています。整形外科とは、扱う対象が異なりますが、名称が似ていることもあって、誤解させている方も数多くいると思います。新聞報道などでも、内容からみて「美容外科」ではないかと思われる記事の表題に「整形外科的に鼻をきれいにした」などのような表現を使われていることもあります。
Q.接骨院とはちがうの?
A.
接骨院は柔道整復師法によって定められている柔道整復師が施術しているところです。
整形外科では、医師法によって定められている医師のうち、整形外科を専門としている医師が治療にあたっています。
また、整体、カイロプラクティックで、医師が治療にあたっていることはまずありません。
Q.誤ってカッターで手を刺したけど整形外科でいいの?
A.
傷が深い場合、神経、腱、靭帯、筋肉などを損傷している場合があります。神経、腱、靭帯、筋肉などの怪我を専門にしているのは、整形外科でしたよね。「じゃ、整形外科ね」ということになりそうですが、100%初診時に診断できるわけではありません。しかしながら、常に神経、腱、靭帯、筋肉などを損傷していないかという細心の注意をはらって、治療にあたっています。
Q.ひびは骨折じゃないでしょ?
A.
骨折の定義は、「骨組織の連続性が絶たれた状態」ということです。骨組織の連続性が完全に絶たれて転位した状態が骨折のイメージなんでしょうが、定義から言えば、ひびは骨折で、不完全(不全)骨折に分類されます。
買ったばかりの箸にひびがはいっていたり、曲がっていたら、「箸が折れている」とクレームをつけますよね。それは、正しいと思います。「箸の連続性が不完全に絶たれた状態」ですから。
Q.骨が折れたら手術するんでしょ?
A.
外科といえば、手術ですよね。そのイメージからか、整形外科の骨折の治療は手術と思われている方が多いようです。
骨折の治療の基本は、整復・固定・リハビリテーションです。
整復・固定には、非観血的なものと観血的なものがあります。言い換えれば、血を見ない方法と血を見る方法があるということです。原則的には、非観血的に治療します。
非観血的に治療する際も、正確に整復できたか、固定中に再度ずれていないか、骨はついたかなどの確認を行うため、レントゲンなどの医療器械を使用します。
Q.骨折は整形外科医が治してくれるんでしょ?
A.
骨折を治す力は、生体に備わっているものです。その治癒能力を最大限に発揮できるようにお手伝いするのが、責務と考えています。
質問の御返事としては「ご自分でお治しください。」ということになりますでしょうか。
もちろん、意識して治せるものではありませんが。
Q.リハビリテーションって、なに?
A.
リハビリテーションの適切な日本語訳はないと言われています。言葉の意味としては、「再び能力を獲得する」と言うことです。
骨折のリハビリテーションの場合、受傷前の能力に復帰する可能性が十分にある場合が多いので、その目標に向かって努力しています。
Q.リハビリテーション、やってくれるんでしょ?もしかして、「ご自分で・・・・」かな。
A.
ご正解、その通りです。出された宿題を他人にやってもらったんじゃ、力がつかないでしょ。でも、「ひとりでやれ」とは、いっていませんよ。多すぎず、少な過ぎず、その状態にあった適切なお手伝いはさせていただきます。
Q.骨折って、たいした怪我じゃないよね?
A.
うーーーーーん。これって、生命に危険がないという意味かな。それとも、人間が骨折したらっていうことかな。
頻度的にはまれですが、脂肪塞栓、挫滅症候群、合併内臓損傷などがあれば、生命に危険が及びます。
しかしながら、ご高齢になると、話は少し変わってきます。たかが骨折と思われていますが、ご高齢であれば、寝たきりになったり、褥創(床ずれ)ができたり、肺炎になったりします。だからこそ、予防が大切なのです。
でも、たかが骨折なんて、いっていられるのは、人間だけでしょうね。
自然界の動物で、骨折しても生きられるものはいませんから。
Q.骨折の話ばかりだけど、他の治療はできないの?
A.
当整形外科は、日本整形外科学会専門医研修施設になっております。ということは、一通りのことはできるということです。
整形外科の治療対象となる外傷の中でも、特に重要な骨折について理解をしていただこうと思い、多くのスペースを使用しました。
Q.このQ&Aは、やらせでしょう?
A.
最後の質問、ありがとうございます。
「やらせ」といえば「やらせ」だし、違うといえば違うし・・・/(-_-)\
正確にいえば、診療中に説明していることをQ&A風にまとめたということです。
こんな感じで診察しているのかとご理解いただき、「威張った名医より気のあう藪医者」と思った健康上お困りの方は、診察日をご確認の上、ご来院ください。
*「威張った名医より気のあう藪医者」ということわざはありません。
「遠くの名医より近くの藪医者」ということわざをぱくりました。
作者の方、申し訳けございませんでした。
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